「一人暮らしの部屋を断捨離したいけど、実際どうやれば良いの?」
「物を減らしてすっきりと暮らしたい。でも、具体的に物を捨てる方法やコツがわからない…」
こんにちは!ゆべしまいです。
上記のようなお悩みを解決します。
この記事では、断捨離をしたことで4台あった棚を3台手放した経験があり、現在6畳の狭い部屋でも快適に一人暮らしをしている私が、実体験を交えて下記について詳しく解説します。
- 一人暮らしこそ断捨離すべき理由
- 断捨離で得られるメリット
- 断捨離する上で気をつけること
- 物を捨てる基準
- 断捨離の具体的なやり方
断捨離には興味があったけど、出来ずに悩んでいたんだよね…
この記事を読んだあとは、具体的な断捨離の方法やコツを理解し、実践できるようになります。
ぜひ最後まで読んでくださいね!
一人暮らしこそ断捨離すべき!その理由は?
実際に私が一人暮らしをする中で断捨離を始めた経験から、一人暮らしは断捨離を始めるのに打ってつけの環境が整っていると感じています。理由は2つあります。
- 全て独断で捨てられるから
- スペースが限られているため着手しやすいから
下記、解説します。
全て独断で捨てられるから
一人暮らしの場合、当たり前ですが住んでいるのは自分だけ。持ち物も自分のものだけですよね。
物を捨てて良いかどうか、誰にも確認する必要がないのです。
物をとっておくのも捨てるのも、全て自分次第です!
自分の判断だけで好きに作業を進められるのは、
一人暮らしの特権です。
スペースが限られているため着手しやすいから
豪邸に一人暮らしなど例外はあるかもしれませんが、一人暮らしをしている場合、大抵1Rや1Kなどコンパクトな部屋に住んでいるケースが多いと思います。
念のため申し上げておくと、豪邸一人暮らしの方もこの記事の対象者です。
1Kの場合、家の空間を大きく分類しても、下記の4つほどしかないでしょう。
- 玄関
- キッチン
- 寝室(兼リビング)
- 洗面所(お風呂場)
このように、空間が少なく断捨離への着手がしやすいことも、一人暮らしこそ断捨離をすべき理由です。
断捨離で得られるメリット
断捨離をすると良い効果があるってよく聞くけど、実際どうなの?
断捨離のメリットは、思った以上にたくさんあるんです。
私が実感した具体例を交えて、4つのメリットをご紹介します。
- 無駄なストレスが減り、日常を気持ちよく過ごせるようになる
- 部屋が広くなる
- 自分が大切にしていることが明確になる
- 無駄を見極める力が向上する
下記に詳しく解説します。
無駄なストレスが減り、日常を気持ちよく過ごせるようになる
物が多いと、以下のようなストレスが生じます。
- 探しものがなかなか見つからない
- 視界に入る景色が常にごちゃついている
- 片付けをしても、すぐに部屋が散らかる
ただ暮らしているだけで、ストレスが溜まることが多いはずです。
不要なものを手放すことで部屋にある物の量が減り、上記のようなストレスがどっと減ります。
私はここ数年部屋で探し物をしていないぐらい、すっきりとした空間で生活しています。
ただでさえストレスの多い現代社会。
お家にいるときぐらい、ストレス0で過ごしましょう。
部屋が広くなる
正しくは、物が減ることにより部屋が広く「見える」ようになります。
冒頭でも少しお話しした通り、私は断捨離を行なった結果、最終的に4つあった棚を1つまで減らすことができました。
3つも手放したの?!
厳密に言うと、TVボード・本棚・キッチン用品収納・キャスター付きの引き出しを手放し、
TVボード 兼 本棚 兼 雑貨棚となる棚を購入し直しました。3 in 1になりました!
一人暮らしの部屋は、一般的に5畳〜8畳ほどの広さでしょう。
棚を一つ減らすところまではいかなくとも、これぐらいの広さだと少し物が減るだけで、部屋が広く見えるようになります。
特に机の上や棚の上に置いている物など、常に視界に入る物が減ると効果を感じやすいです。
自分が大切にしていることが明確になる
断捨離をする作業は、自分の大切なものを見極める作業でもあります。
なぜ必要か、なぜ不要か、自問自答を重ねることで、だんだん自分がどんなことを大切にしているのかがわかってきますし、自分の好みに敏感になります。
断捨離前後の、私のインテリア・ファッション・仕事の好みや志向の変化を下記にまとめてみました。
断捨離前 | 断捨離後 | |
インテリア | ・好きな系統はよくわからない ・統一感は意識しない ・個々のものが気に入れば買う | ・北欧系のナチュラルで洗練された雰囲気 ・メインカラーを3色に絞り、統一感を出す ・植物を取り入れ、リラックス効果を出す |
ファッション | ・とにかく綺麗め ・多少窮屈な服も着る ・高いヒール靴も頑張って履く | ・綺麗めカジュアル(カジュアル>綺麗め) ・スポーティーでカッコいい着こなし ・頑張らないけど洗練された着こなし ・体を締め付けない、着心地の良い服 ・靴は疲れないスニーカーがメイン |
仕事 | ・とりあえず会社に属したい ・海外に関わる仕事がしたい ・色んな人と積極的に関わりたい | ・クリエイティブな仕事がしたい →好きなことを仕事にしたい ・場所、時間、人間関係に縛られず、自由に働きたい ・満員電車での通勤など、無駄な消耗をしたくない |
断捨離前後で、ぼんやりとしていた好みや志向が明らかになり、より具体的になったことがわかると思います。断捨離をしたことで、「心地良い」「自由である」「洗練されている」という価値観を自分が大切にしていることに気づくことができました。
こういった自分の好みや志向が明確になったのは、もちろん断捨離だけでなく、本を読んだり人と話したりした結果でもあります。
しかし、大切なことを見極める作業を繰り返す、断捨離による影響が最も大きかったことは間違いないです。
無駄を見極める力が向上する
先述の「自分の大切にしていることが明確になる」と少し似ていますが、これは思いがけない効果でした。
私は普段会社員として働いているのですが、仕事で使うパソコンの不要な書類の判断や、フォルダを使った書類の整理が得意になりました。
さらに、メールやスライドで相手に何かを伝える際、「この言葉は無駄」「この情報は不要」など、文章を書く際の無駄にも気づけるように。
会社の人から、文章や資料がわかりやすいと褒められることが増えました。
仕事でも良い影響があったんだ!
もしかすると断捨離をするようになってから、
「無駄を取り除く作業」全般が好きになったのかもしれません(笑)。
断捨離する上で気をつけること
断捨離をスタートする前に、念頭に置いて欲しいことが3点あります。
- 一気にやろうとしない
- 何でもかんでも捨てれば良いわけではない
- 捨てるリスクを考えすぎない
それぞれ詳しく説明します。
一気にやろうとしない
気合いが入っている人ほど、部屋全体を一気に断捨離したくなるかもしれません。
しかし、場所によっては何を捨てるべきか迷ってしまい、疲れてしまうことも。
後にご説明する「断捨離の5ステップ」にも繋がりますが、まずは自分が一番断捨離をしたい場所を1箇所やるだけでもokです。
中断しても構いません!
私の場合、部屋全体の断捨離は一定期間である程度終わらせたものの、細々としたエリアは長い時間をかけて少しずつ断捨離していました。
1日、2日など少ない日数で無理に終わらせようとせず、自分のペースで着実に断捨離を進めていきましょう!
何でもかんでも捨てれば良いわけではない
断捨離というと、あらゆる物を頑張って捨てなければならないイメージがあるかもしれませんが、そんなことはありません。
全てを失う覚悟だった…
そんな大袈裟な…
あなたが大の化粧品好きで、数多くの化粧品を持っているとします。
化粧品を持ちすぎていることで足の踏み場がなく、生活に支障をきたしているのであれば、数を減らす必要があるでしょう。
逆に見ているだけでルンルンな気持ちになったりと、自分に確かな幸せを感じさせてくれる存在なのであれば、無理に捨てる理由はありません。
この後「物を捨てる基準」でお話しすることにも繋がりますが、何もかも捨てようと思わず、今の自分にとって必要なもの、持つことでトキメキを感じるものは手元に残しましょう。
捨てるリスクを考えすぎない
断捨離をする中で、「捨てたい。でも本当に捨てちゃって良いのかな?」と不安に思うことがあるでしょう。
何なら捨てる前から思ってるわ…。
例えば、優勝トロフィーや大切な人からの手紙などを捨てる際は、他の物に比べて慎重になる必要があります。捨てたらもう二度と手に入らないものだからです。
可能な限り捨てたいけど、時々見たい!という場合は、
写真を撮ってから捨てるのがおすすめです。
一方で、一般的な商品は再び購入することが可能です。
万が一捨てたことを後悔しても、再び購入すれば良いだけです。
それに、本当に取っておくべきものは初めから捨てる選択肢なんてないはずだと思いませんか?
言われてみれば、そうかも…
少しでも捨てた方が良いかな?と思ったら、思い切って捨ててみましょう。
ちなみに私は、物を捨てて後悔したことは一度もなかったです!
物を捨てる基準
物を捨てる基準は色々ありますが、結局は下記の2つの基準が最も大切です。
- 「今」の自分にとって必要か
- それを持つ・使うことで、トキメキを感じるか
もちろん、自分で基準を設けてもokです。
この2つの基準と合わせて、物を捨ててみましょう。以下、詳しく解説します。
「今」の自分にとって必要か
断捨離をする際は「今」に着目しましょう。
物が溢れる理由は何でしょうか。
その多くが、「昔」大切にしていたから、「いつか」使うかもしれないからと、過去や未来に焦点を置いて物を見ているからです。
昔から大切にしていて今も大切にしている、また、見ると温かく幸せな気持ちになるのなら取っておいてokです。
もはや見ても何とも思わない、適当にしまっているだけ。こういったものは自分に何のメリットももたらしてくれません。
言い方がキツいかもしれませんが
もはや、ただのガラクタです。
ガ、ガラクタ…
でもよく考えたらそうか…
そして、「いつか使うかもしれないもの」。
いつか使うかもというのは、そのいつかになっても使わない可能性だけでなく、今使わない事実を併せ持っています。
言葉にしてみると、使う可能性ってめちゃくちゃ低そうだな?
そうなんですよ。私もいつか使うかもと取っておいて、
1年以上使わなかった経験があります(苦笑)。
大切なのは、「今」あなたがそれを必要としているかということです。
それを持つ・使うことで、トキメキを感じるか
上記と重なる部分がありますが、「今」あなたがそれを持つこと、使うことでトキメキを感じるかどうかもポイントです。
断捨離に興味を持ったことがある人なら一度は耳にしたことがあるであろう、近藤麻理恵さんの「こんまりメソッド」の一つでもあります。
たとえどんなに綺麗なものでも「なんか違う」と思うようであれば、捨てるべきです。
逆に買ってから何年も経ったものでも、そこにトキメキを感じるものがあれば、残しておいた方が良いでしょう。
例えば私は大学生のときに買った部屋着用のTシャツを、6年ほど着続けています。
特別素材が良いわけでもないので生地はヘナヘナ、色もかなり褪せていますが凄く身体にフィットしていて、着ていると落ち着くし、表現し難い良さがあるんですよね。
実家に帰省した際にその服を着ていると、親には「まだその服持ってんの!」と笑われます(笑)。
もちろん、残しておく物全てに、トキメキを感じなければならない訳ではありません。
例えば食材や薬は、それ自体が凄く魅力的だから食べたり飲んだりするケースは少ないですよね。「必要」だからという側面が大きいと思います。
こういったものは例外としてください。
断捨離の5ステップ
ここまで、断捨離で得られるメリットや物を捨てる基準などをご紹介してきました。
いよいよ断捨離の5ステップをご紹介します。
- 断捨離をするエリアを決める
- 物を全て出して広げる
- いるもの、いらないもの、迷うものに分ける
- いらないものはなるべく早く手放す
- 迷うものは目に見えるところにまとめて置いておく
シンプルですが、ポイントを一つ一つ押さえながら進めていきましょう!
断捨離をするエリアを決める
まずはどこを断捨離するか決めましょう!
断捨離をしたい場所が決まっている場合は、そこから始めてみましょう。
もしまだ決まっていない場合は、個人的には下記の場所からスタートするのをおすすめします。
- キッチン
理由:賞味期限が切れている、明らかに傷んでいるなど、捨てる判断材料が明確な物が多い(食材、調味料など)。
- ポーチや引き出し
理由:エリアが狭いことから手をつけやすく、時間を要さない。
先述の「断捨離する上で気をつけること」内の「一気にやろうとしない」ということにも繋がりますが、初めから無理しようとせず、場所を決めて一つずつやっていきましょう。
意外と気軽にできそう!
物を全て出して広げる
エリアを決めたら、そこに入っているものを全て出して、床に広げて置いてみましょう。
物を全て出して一つ一つ手に取ってみることで、その物が自分にとって必要かどうか、また好きかどうかを感じ取りやすくなります。
これって意味あるの?
騙されたと思ってやってみてください!
例えば、写真で見ると魅力的に見えた商品でも、実際に手に取ってみると何だかしっくりこなかったという経験はありませんか?
物を一つ一つ手に取って判断する作業は、この感覚と似ているものがあります。
また、物を全て出す作業を行うことで、持っていることを忘れていた物が出てくることもあります。私の経験上ですが、持っていることを忘れている物は、不要な物であるケースがほとんどです。
面倒と思うかもしれませんが、この手間に見合う価値はあります。
いるもの、いらないもの、迷うものに分ける
物を出して広げたら、「いるもの」「いらないもの」「迷うもの」に分類しましょう。
分類後、「いらないもの」「迷うもの」について、やるべきことを下記に説明します。
※「いるもの」についてもやるべき作業はありますが、本記事では捨てることをメインに説明するため、ここでは割愛します。
いらないものはなるべく早く手放す
いらないものはなるべく早く手放す、これが重要です。
いらないものはリサイクルショップに持って行ったり、フリマアプリで売ってお金にすることも可能です。
せっかくならお金にしたいと思うけど…
しかし、リサイクルショップが遠かったりフリマアプリでの販売に慣れていない場合は、潔く捨ててしまいましょう。物を持っていくまで、売れるまでに時間がかかり、結局捨てずじまいということにもなりかねません。
そうなるのは勿体無い!
勿体無いですよね。
せっかくお別れを決断できたのですから、なるべく早く手放せる方法を選びましょう!
迷うものは目に見えるところにまとめて置いておく
目に見えるところに置くということは、常に視界に入るということです。
本当に使うものであれば使うはず。それでも使わない日が続けば、それは不要ということがわかります。
なるほどね。良いやり方かも。
これは効果的でした!
例えば私の場合、いつか使うかもと思いつつ使っていなかった、フェイスパウダー付属のスポンジを電子レンジの横に置いてみました。
しかし2週間経っても使う日が来ることはなく、結局ゴミ箱行き。
2週間以上だと景色と化してしまうので、長くとも10日ほどを目安に判断しましょう。
初めは捨てるかどうか迷った物でも、このやり方を経た上で使わないということがわかれば、納得感を持って処分することができます。
まとめ
この記事では、一人暮らしのあなたに向けて、断捨離のステップや気をつけることをご紹介しました。
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<断捨離をする上で気をつけること>
・一気にやろうとしない
・何でもかんでも捨てれば良いわけではない
・捨てるリスクを考えすぎない
<物を捨てる基準>
・「今」の自分にとって必要か
・それを持つ・使うことでトキメキを感じるか
<断捨離の5ステップ>
1. 断捨離をするエリアを決める
2. 物を全て出して広げる
3. いるもの、いらないもの、迷うものに分ける
4. いらないものはなるべく早く手放す
5. 迷うものは目に見えるところにまとめて置いておく
上記は、記事の中で特に重要なポイントです。
初めて断捨離をする際も、2回目以降の場合でも、この記事を見返しながらあなたのペースでやってみてくださいね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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